通勤に慣れること
休職中の身であるが、復職に向けて医師の指示もあり通勤トレーニングを行っている。
通勤トレーニングとはその名の通り、通勤時間帯の電車に乗るなどして、通勤を体感して慣らすことである。
非常にレベルの低い話だが、仕事から離れて長く経つと、いろいろな日常的なことを行うのが億劫で困難になってくる。復職にあたりまずハードルとなるのが毎日の通勤なのだ。
わたしの通勤経路は郊外の住宅地から都心へなので、電車は満員で、ホームや道は人でいっぱいでストレスフルな環境になる。
毎朝決まった時間、たいていまだ眠く、もっと寝ていたい、あーだるいなとかそのくらいの時間に起きて、最低限、身だしなみを整え、着替えをして、人によってはシャワーを浴び、食事をして、通勤の波に向かっていく。
通勤の間はたいていストレスフルな空間に身を置き、人によっては新聞を読み、本を読み、音楽を聴き、スマホをいじり、そんな圧迫された時間を過ごして職場に入っていく。
まるで遠い世界の出来事みたいだ。
遠くで世界が動いている。