冬場の乾燥とその対策
それは多くの場合、脛からやってくる。
ぴりぴりとした電気が走るような柔らかい刺激から始まり、ぴんと張るような皮膚の突っ張りを感じ、やがて痒みが襲ってくる。
痒みに負けて掻こうものなら、際限のない痒みが押し寄せ、皮膚は白く粉を吹くことになる。
そう、お肌の乾燥である。
わたしは乾燥肌だ。いや、額や小鼻などのデリケートゾーンは皮脂が出るのだが、全体としては乾燥肌なのだ。
その乾燥は年齢とともにひどくなっている気がする。一昨年より去年、去年より今年、少しずつ乾燥が始まる時期が早くなり、乾燥する範囲が広くなっている気がする。
そんななので、冬場は特にお肌の手入れを入念に行うようになった。
特に特別なことはしていなく、高価なスキンケア用品も使っていないのだが、そのお手入れの方法を紹介する。
顔の手入れ
顔は皮脂が出るのだが、皮脂が出ない場所が乾燥しており(頬など)、手入れが必要だ。
方法としては皮脂を洗い流した後(入浴後や洗顔後)に化粧水で十分に保湿をすること。その際、化粧水の二度づけを行っている。
二度づけとは、入浴直後にすぐに化粧水をつけた後、しばらくして化粧水が乾いてきたら、もう一度つけることだ。こうすると潤いが違う。(気がする)乳液はベタベタしすぎるので使用しない。
使っている化粧水は、定番の肌研 極潤 ヒアルロン酸だ。
手の手入れ
手は掌と手の甲、指の関節部分が乾燥してひび割れてくる。洗い物など水仕事をよくするので、こまめな手入れが必要だ。入浴後の保湿、そして寝る前の保湿、乾燥が気になる場合は、その都度保湿を行う。
保湿の方法としては保湿クリームを塗ることだ。
保湿クリームを塗ることは何でもない方法だが、塗り方に少しこだわりたい。よくやる掌や手の甲に一定量を出して両手を揉むように全体に塗り込むやり方ではなく、手の甲に一定量を出して、それを反対側の指先で少しずつ取りながら、指先、指の関節、指全体、水かきの部分というように順番に塗り込んでいく。少し時間はかかるが、手全体を漏れなく保湿することができ、保湿効果も抜群になる。(気がする)
使っている保湿クリームは、アトリックス ハンドジェルだ。塗り上がりがさらさらしていてベタつかず気に入っている。 特に指先はスマホをいじったりするので、さらさらしている方が具合がいい。
足の手入れ
足は前述の脛の他に、かかとの乾燥がひどい。
足の保湿はボディクリームを使う。塗るタイミングとしては入浴後、すぐが望ましい。これは特に変わった方法はなく、ケチらずたっぷりとクリームを塗り込みたい。
使っているボディクリームは、ニベア プレミアムボディミルクだ。プレミアムと謳っているが、価格はノーマル品とさほど変わらず、保湿効果が高い。(気がする)
お肌の乾燥は多少お手入れに手間がかかるが、しっかりやっておけばストレスのない冬ライフを送れるので、今後も継続していきたい。